ねえ 今でも覚えていますか? ああ あの日もこんな暑さで そう いつかの傷も氷みたいに 気がつけばもう溶けているんだ それすら全部飲み干して 日が暮れるまで走り回った ほら僕ら無敵さ あした天気になあれ 次はどこにいこうか? 泥だらけで怒られて 顔を合わせて笑った 指さした先は飛行機雲 全力で追いかけた 赤くなった顔隠すように 夕陽のせいにてまたあした 終われないまだ足りない あした天気になあれ ねえ 今でも笑っていますか? ねえ 泣いたりしていませんか そう あの日の宝探しみたいに 思い通りにはいかなくて それなのになぜか笑えたんだこんなに素敵な今日もいつか 忘れてしまうのかな 僕と君の夏が終わっていく 昨日よりも早い夕焼け雲 ふたりきりの冒険の記録を 眺めながら同じ季節を待つよ 君も同じように 今日が1番だなんて 思ってくれたらいいな 寂しいときも同じだったらいいな 「君の隣にいつまでもいたいな」 照れくさくて言えなかった タイムカプセルに閉じ込めておこう いつか大人になっても 忘れないように だから あした天気になあれ 次はどこにいこうか? 物語は終わらないよ エンドロールの向こうへあした天気になあれ もうそれだけでいいんだよ 飛ばした靴を追いかけて 転びそうな僕と笑う君 終われないまだ足りない この夏のとりこだ 素直に笑えたよ 何も恥ずかしくない あしたもあさっても 終わらないで あした天気になあれ あした天気になあれ